『スペイン舞曲』作曲:G.ヴェルディ (ひきうたい・ヤマハJ専1年)

2020年6月22日

長女そらの時(8)2020

ひきうたいの曲なので、伴奏を弾きながらメロディーをドレミで歌います。

曲の構成はA-B-A-C-Aのロンド形式です。

毎回テキストの上部に曲中で使われるカデンツが書いてありますが、今回はニ短調のカデンツの他に、ニ長調のカデンツも書いてあります。

7-①
ニ短調左)ラ・右)ド#ソラ左)レ・右)レファ
ニ長調左)ラ・右)ド#ソラ左)レ・右)レファ#

ぱっと見、ニ短調にもニ長調にも共通しているカデンツなのに、なんでわざわざ書いてあるんだろう?どこでニ長調になってるんだろう?と思いながらよく見てみたら、Cの部分がニ長調に転調していました。

楽譜に書いてある調号はシ♭のままだったから最初分からなかった…

 

そして毎度の事ながら…ひきうたいなのに歌ってなくてすみません(汗)。それでも、参考までに見てみようかなという心優しい方はご覧下さいませ。

 

作曲者ヴェルディさんはどんな人?

主にオペラを制作し、多大な影響を与えたことから「オペラ王」と呼ばれている。

音楽的才能と良き人間関係に恵まれるものの、わりと若い時期から愛する人達の死に見舞われ、それ以降ずっと喪失感を拭えずにいたように思います。

音楽から身を引き、農夫として穏やかに過ごしたいと願う本人の意向とは逆に、彼の才能を買っている人々からの仕事の依頼は尽きることがなく

ただ、根底にはやはり音楽が好きという性根があり、仕事を引き受けて作品を仕上げては疲れて休むという事を繰り返すような人生だったようです。

オペラの制作は、楽曲を1つ書けば終わりではなくて、劇中の音楽全てと、台本や配役との融合なども考えていかなければいけないので、完璧主義だった彼にとって、ひときわ精神がすり減る作業だったのでしょう。

しかも、精魂込めて作った作品が常に高評価を受ける保証はなく、時に酷評も受け入れなければならない事も、精神的にしんどかったのではないかと思います。(あくまで私の憶測です)

タグ検索