長男ひかるのエピソード

ひかるの先生は、ご自身が幼少期からヤマハ音楽教室に通ってらっしゃったそうで、ピアノも歌もとても上手な可愛らしい方です。

６０分をフルに使って、余すところなく音楽のシャワーを浴びせてくれる・・・そんな感じのレッスンで、でも決してハードルが高く感じるというわけではなく、親も子も自然に”音”に注意を向けられるように促すのが上手です。

この先生についていったら確実に耳が良くなるよな〜と思うようなレッスンを毎回して下さっています。

午後からなので、ひかるがたまに睡魔に襲われて集中力が続かない時があるのがもったいない・・・

また、誰かをひいきすることなく、全員をまんべんなく褒めて下さいますし、否定的な言葉を決して使わずに、注意を促す言葉を使って、自分で気付けるようにするのが上手な方です。

おんがくなかよしコースから引き続き教えて頂いているので、ジュニア科に進んでも是非教えて頂きたいですが・・・どうなるかはまだ分りません。

ひとつ、ちょっとな〜と思う部分は、”皆が同じことをやる”ということを徹底するところかな。

両手で弾ける子も片手がやっとの子もいる中で、どちらかというとペースがゆっくりな子の方に合わせていて、「右手だけ、左手だけで弾いてね」と指示なさるのですが、ひかるはわりとすぐに両手で弾ける子なので、両手で弾きたくてうずうずしています。

でも両手で弾いていると、手をどかされて、皆と同じように片手で弾くよう促されます。

両手で弾ける子は練習も両手で弾いても良いんじゃないかと思うのですが・・・まぁ、先生がそういう方針なのでポジティブに考えて従っています。両手で弾けるけど、片手づつの表現力を磨く時間なんだというふうに。

ヤマハに限らず、日本の教育全般なんですが、先進国のように飛び級制度がある方がやる気が出ると思うんだけどな・・・。

出来るのに、その力を押さえつけられるって、やる気無くすよね？

出来たらどんどん先に進める方が成長出来ると思うんだけど、集団生活、皆平等という考えを重んじている日本ならではのシステムなんでしょうかね。

せめてヤマハは、もっと柔軟に子供の個々のレベルに合ったカリキュラムを作ることが出来たら、ヤマハから離れていく人がもっと減るんじゃないかな〜なんて思います。