この記事は、このような方におすすめです
蜂の巣を駆除したい
なるべく安く済ませたい
防護服めんどくさい
殺虫剤は至近距離で怖い
わが家にもしょっちゅう蜂が巣を作ります。
蜂の巣を駆除したいけれど、業者に依頼すると数万円かかるのはイタイし…防護服を購入するのは高いし暑い。
市役所に防護服を借りに行くのはもっと面倒。
殺虫剤も何本も必要でコストがかかるし、なにより至近距離での噴射が怖い。
どうしたもんかと考えていたとき…
おぉ!そうだ、これを使えば安く簡単に蜂の巣を駆除できるんじゃない?というものが目に止まり、実際やってみたら、あっさり自分で駆除できちゃったので、その方法をご紹介します。
でも、その前に1つ確認しておかないといけない事があります!それは何の蜂の巣なのか?です。
ご自宅にある蜂の巣は何の蜂の巣なのかを特定して下さい。
今回ご紹介する方法はアシナガバチの巣を駆除する方法についてです。
スズメバチの巣の場合は、この方法での駆除は危険なのでやめて下さい。
自分で安全に蜂の巣を駆除できる蜂の種類や巣の大きさ、巣の場所については、こちらのサイトをご参考下さい。
《アシナガバチの巣の駆除作業に必要なもの》
- 透明なゴミ袋(大)
- ロングキャッチャー
- 懐中電灯
- 虫取り用の網
1、2、3は必須ですが、4は状況に応じてで構いません。
え?・・・これだけ?・・・
そうです。これだけです。
殺虫剤や防護服なしでも安全に確実に駆除出来ます。
全部新しく購入したとしても、100円ショップなら500円で足りちゃいますね。
それでは詳しく見ていきましょう。
1. 透明なゴミ袋(大)
駆除した巣を入れるために使います。
外から見て蜂が死んだかどうかパッと見て分かるように、中が見える透明タイプがオススメ。
大きくて密閉できる透明なものであれば他のものでも代用できます。
2. ロングキャッチャー
100円ショップでも購入できます。
3. 懐中電灯
作業は夜間に行うので必要です。
他サイトでは、赤いセロハンを貼って…と書いてありますが、経験上、赤いセロハンは貼らなくてもOK。
(スズメバチの場合は赤いセロハンを張らないと蜂が興奮するらしいのですが、少なくともわたしが経験した限りではアシナガバチは懐中電灯の素の光でも大丈夫でした)
4. 虫取り用の網
目線より高い場所に巣がある場合は、巣の真下で網を待ち構え、いったんこの網の中に巣を落としてからゴミ袋に移すとやりやすいです。
そのほか、蜂がバラバラと周辺に散らばってしまった時に動きを封じる為に使いますが、必須アイテムというわけではありません。
状況に応じて必要か否かご判断下さい。
それでは、実際の手順の説明です。
step
1日中の明るいうちに、巣がある場所を確認しておく
step
2日が沈んで暗くなってから駆除作業に取りかかる
ちなみにわたしは夜9時頃に行いました。
服装は、半袖半ズボンにサンダルという軽装(だって暑いし着替えるの面倒だし)。他のサイトでは絶対やっちゃいけないと言われている服装ですが、この格好でも1箇所も刺されませんでした。
注意ポイント
日中は蜂の動きが活発で刺される可能性大なので、絶対日中には行わないで下さい。
step
3ロングキャッチャーでアシナガバチの巣を取り、ゴミ袋に入れる
※これは撮影のために、空になった巣を使って日中に撮っていますが、実際行うのは夜間で、巣には蜂がたくさんくっついています。
ですが、ここで驚き情報!!!
アシナガバチに刺された事があるわたしは、この作業めちゃめちゃビビってました。
巣を刺激したら蜂怒るよね?
襲ってくるよね?
刺されまくりだよね?と。
ところがビックリ‼️
夜間のアシナガバチは、目を疑うほどおとなしかったんです!
巣をもぎ取られ、ゴミ袋に入れられても、ほとんど動かずみんな巣にくっついていました。
巣を取るときに振動があると巣から落ちてしまう蜂がいますが、そーっとあまり動かさずに巣を取ることが出来れば蜂たちは全部巣にくっついたままおとなしくゴミ袋に入ってくれます。
日中のあの俊敏な動きはどこへやら・・・
さぁ、そうと分かれば残りの作業も落ち着いて出来るというものです。
step
41匹残らずゴミ袋へ入れる
巣を取るときに振動によって落ちてしまった蜂がいたら、一匹ずつロングキャッチャーで捕獲してゴミ袋へ入れていく。
step
5蜂が出てこないようにゴミ袋の口をしっかり縛る
このとき蜂との距離が近くなることがあるので、自分の手から半径15㎝以内に蜂がいない事を確認してから行いましょう。
夜で活動が鈍くなっているとはいえ、さすがに近すぎると刺される可能性があります。ご注意下さい。
step
6蜂と巣を処分する
ゴミ袋のうえから蜂と巣を踏みつぶすか、石などを使って叩きつぶすか、日当りの良い場所に放置(風で飛ばされないように石などの重りを置いて下さい。2〜3日で息絶えます)しましょう。
巣の中にいる幼虫や卵も含めて全員がお亡くなりになった事をしっかり確認してから、可燃ゴミに出すか、土に埋めるかします。
ちょっと可哀想なんですが、人が安心して生活するために犠牲になって頂きましょう。
以上、アシナガバチの巣を500円以内で自力で駆除する方法でした。
なお、早期発見の方がもっと簡単に駆除できるので、春先に女王蜂が1匹で巣作りを始めているのを発見したら、すぐに駆除するようにしましょう。
冬眠から目覚めたばかりの女王蜂はまだパワーが足りないので、日中に駆除作業を行っても大丈夫です。
今回ご紹介した方法を実践してみて万が一被害にあわれたとしても当方では一切責任を負いかねますので、全て自己責任でお願いいたします。