ヘビの餌用に飼い始めたラットが可愛すぎて餌にできない件。

2019年10月12日

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なぜマウスを飼うことになったのか・・・

シマヘビのティマたんの餌として、ほぼ毎日カエルを5匹ほど捕まえてきていた9月のこと。

ティマたんが産んだ卵の1匹目が孵化しました。

有精卵ぽいのが他にも9個あり、全部孵化したらカエルを捕まえてくるの大変だし、冬になったらカエルが冬眠しちゃって捕まえてこられなくなるから、ラットにしましょう。

ということで、冷凍のピンクマウス(生後1〜3日くらいの赤ちゃんマウス)を100匹と、それが結構いいお値段するので、自家繁殖するためにオスメス2匹ずつの活マウスもネットで注文しました。

シマヘビを飼ってみたら案外かわいかった件。

みなさんこんにちは。 「ヘビが好き」とか「ヘビを飼っている」と言うと気持ち悪がられたり、変人扱いされたりする傾向がありますが…というか、わたしも以前はヘビの良さや可愛さ的なものが全く分からない側だった ...

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マウスがうちにやってきた!

数日後、タッパーに入れられた4匹のマウスが、このダンボールに入ってわが家へやってきました。

(このダンボールのチョイス可哀想じゃない?もっと他の無かったのかなw)

どれどれ、マウスは無事かな〜?って開けてみると…めちゃめちゃ可愛い4匹のマウスが寄り添っていました。

その時の写真は撮り忘れちゃったんですが、代わりにこの写真を…。

猫のタラが捕まえてくるクマネズミとは大違いで、白い毛並みに赤い瞳の、小柄で可愛いハツカネズミ(アルビノ)です。

早速、衣装ケースを改造した自作の飼育ケースに移してみました。

ちなみにヘビの飼育ケースも、こんな感じで衣装ケースを改造したものを使っているので、ここ最近で計5個改造しました。

普通のカッターで加工しているので蓋をくり抜くのが超大変だったんですが、可愛いペットたちが少しでも快適な生活を送れるようにするためと思って頑張りました。

悲しきかな・・・

ハツカネズミは、血縁が近い個体どうしの掛け合わせでも劣性遺伝しにくいらしいのですが、4匹のうちの1匹のメスはもともと持病があったようで・・・

片目だけ半分閉じていることが多かったのですが、わが家に来てから1ヶ月半たった時、そのメスのマウスが突然クルクル回り始めました。

最初、シッポかお尻がかゆいのかな?と思いましたが、いや、なんだか様子がおかしいぞと思ってググってみたら、どうやら脳腫瘍が出来ている可能性が大きいことが分かりました。

でも、もう症状を見るからに手遅れっぽくて、どうしてやることも出来ず・・・

体力が弱っていても食べられるような、柔らかいものをあげたり、部屋を暖かくしてあげるくらいのことしか出来ませんでした。

夜中の3時頃に、苦しそうに駆け回る姿があり、翌朝お亡くなりになっていました。

他の元気な2匹に比べて体が小さかったこの子。

症状が出る前に、体が大きい2匹と小さい2匹に分けて飼育ケースを別々にしたものの、もしかしたらずっとご飯をあまり食べれていなかったのかもしれません。

元気な2匹に邪魔されていたのか、最初から食べる力が弱かったのか・・・。

「何もしてあげられなくてごめんね」という気持ちで、お墓を作って埋めてあげました。

伴侶が亡くなったショックからか、一緒のケースにいたオスが、その後毛がすごい抜け始めて・・・

この子も病気で亡くなってしまうのだろうか・・・という思いがよぎりましたが、11月に入って元気を取り戻したみたいで、毛並みが元に戻り、食欲も出てきました。

ハツカネズミは情緒豊かな動物のようです。

おめでたでござる。

さて、元気なほうの2匹はというと、10月末に赤ちゃんを6匹産みました!

これは生後1週間の時の写真なんですが・・・可愛すぎません?

この子たちをヘビの・・・餌に・・・するのは・・・ちょっと・・・可哀想すぎてムリーーー!!!ってなりました。。。

なので当初の予定を変更して、ヘビたちには冬眠してもらうことに決定(実は、冬眠した方が翌年元気に活動できるらしいです)。

・・・と思っていた矢先、ティマたんペロちゃんも飼育ケースから脱走して見つからなくなってしまいました。

快適な寝床を自分で見つけて冬眠してくれているといいのですが・・・。

というわけで・・・

そんなわけで、ネズミさん達はこれ以上増えないようにしつつ、今いる子たちはペットとして可愛がっていこう!ということになりました。

ネズミはほんと頭もよくて、巣の材料を集めて、快適でしっかりした巣を作るし、排泄も大抵トイレでしてくれます。

雑食なので基本的に何でも食べますが、うちの子たちはヒマワリの種食パンが特にお好きなようです。

あ、そうそう、マウスの繁殖が追いつかない時用に購入した冷凍ピンクマウス100匹は・・・その後もずっとわが家の冷凍庫でお眠りになっています。

赤ちゃんヘビたちはみんな死んでしまったし、ティマたんペロちゃんは見つからないし・・・この子たちどうしよう・・・。

予想外の出産

ハツカネズミって実はすごく家族愛のある動物で…オスも育児を手伝うらしいので、産後もしばらく一緒のケースで飼育していました。

ウィキペディアには、

出産後わずか14-24時間に、妊娠可能な発情が起こる。授乳と妊娠が同一時期に重なるならば、着床を遅らせると3-10日間ほど妊娠期間が延びる。

と書かれていたのですが、他のサイトで「授乳中は妊娠が遅れる」というような情報もあって、そればかりが頭に残ってしまいました。

なので、しばらくオスも一緒にしていたのですが…

ウィキペディアが正しかった。

そろそろ赤ちゃんネズミが離乳しそうだし、オスを別ケースに移そうかな…と思ったら…

よく見るとメスネズミのお腹が大きい???

いやいや、授乳のためにエサをいっぱい食べてるから、そのせいじゃ…?

と思ったけど、1度目の出産から約1ヶ月後に2度目の出産を迎えました。

1回目は6匹でしたが、2回目は13匹産まれました。

あぁぁぁぁぁしまったぁぁぁぁぁ

こんなに増やす予定はなかったのに…

でもやっぱり可愛い♡

ネズミの家族愛がすごい

さすがにこれ以上増えないように、しっかりオスメス分けました。

そしたら、先に産まれたお姉さんネズミたちも赤ちゃんネズミのお世話をしていました。

赤ちゃんを暖めたり、ほかの場所に移動させる時にくわえて運ぶのを手伝ったり…。

ほんと見ていて飽きない。

うちの子達も、嫌なことがあるとネズミと戯れて

そら
癒される〜♡

と言って可愛がっています。

危うく死なせてしまうところだった…

2020年4月某日、1匹の冷たくなったネズミを発見。

うちのネズミのエサは、野菜クズ 70%、ヒマワリの種 20%、小動物用のペレットフード 5%、ペット用煮干し 5%くらいの割合で与えているのですが、忙しくて買い物に行けず、ヒマワリの種と煮干しを切らしてしまい、2〜3日間野菜クズだけ与えていた時がありました。

それでもネズミたちは元気だったので、このままベジタリアン化してくれたら家計も助かるな…なんて思っていたのですが、飼育ケースの片隅に元気のないネズミを1匹見つけ…

手のひらにのせてみたら、ネズミの体が冷たくなっていて、ものすごく元気なさげでした。

これはマズイと思い、手で温めはじめて5分くらいでネズミの体温が戻って一安心。

夜中でしたが開いているお店を探して急いでヒマワリの種と煮干しを買ってきて与えると、みるみる体力が回復して、翌日には元気に走り回れるようになりました。

タンパク質、炭水化物の不足で低体温・低血圧を引き起こし、危うく死なせてしまうところでした。

改めて…栄養バランスって大事だと思いました。

今後は切らすことがないように注意したいと思います!

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