みなさんこんにちは。
「ヘビが好き」とか「ヘビを飼っている」と言うと気持ち悪がられたり、変人扱いされたりする傾向がありますが…というか、わたしも以前はヘビの良さや可愛さ的なものが全く分からない側だったんですが、ひょんな事からシマヘビを飼うことになり、そして飼ってみたら愛おしく思うようになった数々の出来事をお伝えしようと思います。
これを読んだら、あなたもヘビに対する見方が変わるかも!?
シマヘビのティマたん捕獲
2019年5月、庭の木の手入れをしていたパパが偶然シマヘビを見つけました(体長約1.2m)
とっさに網で捕まえたそうですが...
え...?どうするの?この子...?
すぐに逃すのかと思いきや、前々から長女のそらがヘビを飼いたいと言っていたので、この子はそらが飼うことになりました。
(ママの心の声)うそ〜ん...ヘビって、見かけたら逃げるって教わらなかった?それを飼うって...どゆこと???
恐る恐る...
と思っていたのですが不思議なもので一緒に暮らしていると愛着が湧いてしまうものなんですね。
最初は「きゃー!うそでしょー!?」という心境だったのに今ではとても可愛く思える。もう我が子同然w
基本的にはそらとひかるがカエルを捕まえて来るのですが、あまり捕まえられない時はわたしが出動して捕まえて来ます。
ちなみにティマたんはアマガエルよりもトノサマガエルのほうがお好みのようでございます。
アマガエルは割とすぐ捕まえられるんだけどトノサマガエルは頭が良いし瞬発力も高いしで捕まえるのが難しいのですが、夕方カエルたちが穴から出てきて活動し始める時間に行くと1時間で20匹くらい捕まえられます(家の周りが田んぼだらけなので)。
ティマたんはそれを食欲が旺盛な時は2〜3日でたいらげてしまいます。
昨年まではカエルを飼うために捕まえてきていた子供たちですが、今ではすっかりティマたんの餌として捕まえてくる思考になっています。
ごめんね...カエルさん。
ハンドリングとお散歩
ハンドリングとは文字通り、ヘビを手の上で遊ばせたり巻きつかせたりしてスキンシップをはかることを言います。
ネットで検索するとシマヘビは噛み付く個体も多いみたいですがティマたんはとても優しくて、一度も噛み付いたことはありません。
思い返してみれば昨年の10月くらいに、うちの駐車場をシマヘビが横切っていくのを見かけたことがあり...
当時はまだ毒ヘビかもしれないし、そうじゃなくても噛みつかれたら大変だから、なるべく近づかずに刺激しないようにして遠くから見守っていたのですが、体の大きさからしてティマたんだったのかも...と思います。
更に遡ること昨年の5月頃、ご近所で飼っている猫ちゃんがうちのお庭に遊びに来ていて...
ん?何か狙ってる?と思って見ていたら!
猫ちゃんの口に加えられていたものは20cmくらいの幼蛇でした!
春で20cmくらいということは、おそらくその前の年に産まれた子かな?
猫ちゃんはその後すぐ人の気配に気づいてヘビを残して逃げて行っちゃったんだけど、現場に行ってみたらヘビの姿もなかったので、あまり外傷はなくて逃げれたのかな?と思います。
どうやら、うちの庭にある穴のどれかをティマたんが住みかにしていて、昨年まではそこで卵も産んでいたっぽいです。
巣穴にいるヘビを覗いてみたくてマイクロスコープを購入してみたんですが性能と使い勝手がいまいちで全然見れませんでした...残念。
そんなこんなで、わりと人の近くで生活していたからかティマたんは人に慣れていて、噛み付いたり人をすごく怖がったりという様子はみられません。だから余計にカワイイ。
ヘビの飼育ケースは、とぐろを巻いた時の大きさの約3倍くらいで良いらしいので、昨年カブトムシを飼育するのに使っていた一番大きなサイズの飼育ケースに入れて飼うことにしました。
ずっと狭いケースの中だとかわいそうだから、1〜2日に1回はそらとひかるが部屋の中を散歩させてあげています。
ティマたんの目が白くなった!?
ティマたんがわが家に来たのが5月中旬。その約1ヶ月後の6月下旬のある日のこと...
とそらが言うので見てみると...
あら。確かに。
いつもはもっと透き通っているのに、なんだか白く濁った感じ。
ヘビを飼うのは初めてなので分からないことだらけ...
調べてみたら目の白濁は脱皮の前兆なんだとか。病気じゃなくてホッと一安心。
目の濁りが3日間くらいで無くなり、その後5日くらいで脱皮を開始しました!そらとひかるは大興奮!
湿度が不十分だと脱皮不全になることがあるようですが、そらが毎日霧吹きを吹きかけてお世話をした甲斐あってか無事に全部脱皮できて良かったです。
記念に、そらのベッドの横に抜け殻を吊るしています。
今のところご利益はありません。財布に入れないとダメなのかなぁ?1匹分丸ごとあるから超大金持ちになりそうじゃない!?www
ティマたんの一大イベント!
パパがティマたんを捕獲した時に、これは何ヘビだ?って図鑑とにらめっこして、シマヘビ(毒はない)だと分かり、さらにオスかメスかも調べました。
オスの場合は全体的に体がスリムなのに対し、メスは胴体が太くてシッポの先が細いらしく、ティマたんは女の子だと判明☆
脱走事件やら初めての脱皮なども経験した、とある朝のこと。
と、そらが興奮気味に駆け寄ってきたのですが、内心「まさか〜、ゴミか何かの見間違いじゃないの?」と思いつつ見に行くと...
おぉ!
こ...これは確かに卵だわ。
5cmくらいの楕円形の白い卵が3つありました!
その後もどんどん卵を産んで、最終的に13個も産みました。ティマたん頑張った!(平均産卵数は4〜15個)
↑この写真のあと、さらに3個産みました。
ググりまくって色々分かってきたことは、
① 親が卵を食べちゃうことはあまり無いみたい。
② むしろしばらくの間は卵を守る。
③ 飼育下では一応親とは別の飼育ケースに入れる。
④ すごく重要なのが、ニワトリの卵と違って爬虫類の卵には卵白がないので、卵の向きが変わってしまうと胚が圧迫されてしまい呼吸ができずに死んでしまう。
⑤ だから、どこが上だったかが分かるように印をつけておき、向きを変えないように慎重に。
⑥ 親ヘビもそうだけど、卵も温度と湿度の管理が大事で、温度は25〜30度、湿度は65〜90%を保持すること。
なので、早速卵の上面に印を付けて毎日そらとひかるが霧吹きを吹きかけて大事にお世話しました。
ただ、この時点では有精卵か無精卵か、確率は五分五分くらいかな〜と思っていました。
シマヘビの繁殖期は4〜5月ですがティマたんを捕獲したのは5月初旬だったのと、無精卵を産む場合もあるらしいので、子供たちにはガッカリさせたら可哀想だと思って「期待しない方が良い」と言い続けていました。
有精卵?無精卵?どっちなのー!?
確率は五分五分くらいで、ガッカリするのが嫌なので、あまり期待しないようにしていました。
湿度を高くキープしないといけないので、水分を含ませたミズゴケの上に卵を置いたり、濡らしたティッシュを四隅に置いたりすると良いらしいのですが、
ミズゴケがすぐに入手できなかったので、ひとまず土の上に卵を置いて毎日霧吹きをしていたのですが乾燥が進んでしまい、クシャッと潰れてしまった卵がいくつかありました。(無精卵だったから...なのかもしれませんが。)
潰れた卵はだんだんと腐ってきてしまったので捨てることに...。
万が一でも育っている可能性は全くないような卵を捨てたあと、一つ、だいぶ潰れている卵の中がどうなっているのかを見てみることにしました。
ライトを当ててみたけど、血管は見えなかったんだよね...。ライトの光が弱かったのかもしれないけど。
でもやっぱ無精卵なんだろうなぁ〜と思いながら、一応ちょっと慎重にハサミで卵の端っこを切ってみました。
ニワトリの卵は時間が経つと硬くなりますが、ヘビの卵はずっとやわらかいままなので、ハサミでちょっとずつ切るのがちょうど良いのです。
チョキチョキしていくと...卵白のようなものと、血管が見えました。
ん?血管?
これはもしや...
と思いましたが、殻を既に破ってしまって外界の空気に触れさせてしまったので、今さら後戻りできないと思い、先に進むことにしました。
もう少しチョキチョキしていくと、ほんとビックリ!!!
なんと!ヘビの赤ちゃんがいました!!!
有精卵だったんだ...。
まだ頭の方が体よりも大きくて、色も白っぽくて、ちょっとシラスに似ていました。
かすかに動いて、その後お亡くなりに。。。
猛烈に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
「どうせきっと無精卵だろうな〜」なんて思わずに「もしかしたら...」って思って、もっと慎重に扱ってあげれば良かった。ほんとうに申し訳ないことをした。
残りの卵も有精卵だと分かったので、そらとひかるはとても喜んで、気合いを入れ直してお世話していました。
卵の孵化
産卵から45日くらい経つと卵に爪痕のようなものが多数見受けられるようになりました。ヘビの赤ちゃんが中からかじって出来る傷らしいです。
とある朝、1個目の卵がかなり亀裂が大きくなってきて...その日の夜にスルッと誕生しました!(そらが殻を破るのを手伝ったっぽいですが)
しかもその子、レアの黒化タイプ(カラスヘビ)だったんです。
遠目で見ると黒っぽいミミズと間違えやすいんだけど、よく見ると頭がちゃんとヘビなんですよ。超カワイイ♡
赤ちゃん用の飼育ケースはすでに準備しておいたので、そこに入れて翌朝ちっこいアマガエルを数匹捕まえてきました。
しかしベビちゃん、カエルを追いかけるそぶりは見せるものの捕食するには至らず...どんどん弱っていって残念なことに3日後にお亡くなりになってしまいました。
卵黄を入れておいてあげれば良かったのかなとか、体力がまだないのに子供達がテンション上がって触りすぎちゃったからかなとか、色んな後悔と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
ひよこの場合は、
殻をヒナが自力で破ることで、その後も生きていくための力がつく
というのを聞いたことがあったのでヘビの場合も同じかなぁと思って、2個目の卵は助けずに見守るようそらに言いました。
そして迎えた2匹目の孵化。
朝、亀裂から顔を覗かせました。
そーっと見守ること丸1日。
なかなか出てこないので周りを警戒しているのかと思っていたのですが...
翌朝この子もお亡くなりになっていました。
えぇ!?なんで?と思って、殻を破ってみたら...思った以上に殻が固くなっていて、どうやらチビヘビの力では出てくることができなかったようなので、急いで残りの卵も緊急切開することに!!!
その結果...
本当に残念なことに、残りの卵もみんな産まれる直前までしっかり育っていたにも関わらず、殻が固くて出てくることができなかったがためにお亡くなりになっていました。
あぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。
あと1週間、気づくのが早ければ助けてあげられたかもしれない。
だがしかし、それ以前に保湿することをもっと気をつけていれば殻が固くなりすぎなかったであろう。
更に追い討ちをかけてしまったかもしれないのが、1匹目が産まれた翌日の夜が結構寒かったので、パパが卵の近くにライトを当ててやんわり暖めてあげるつもりだったんだけど、ちょっと温度が高すぎて卵の乾燥が進んでしまったのかもしれない。
初めてでよく分からなかったとはいえ、もっとしっかり調べて、きちんと対応していれば救えた命かもしれないと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
頑張って産んだティマたんもベビーたちも、、、ごめんなさい。
ネットで調べた情報ではシマヘビの幼蛇は赤色と書かれていましたが、うちの子達は1匹1匹色が違っていました。
黒色、赤っぽい色、茶色、、、
多分パパがカラスヘビだったからかな?
あぁ...この子たちが元気に育っていたら、さぞかし可愛かっただろうなぁと思います。
そこでそらが一言言い放ちました。
言うは易し、行うは難し。
かくして、オスを捕まえよう!プロジェクトが始動したのであります。
オスを捕獲せよ!プロジェクト
家の周りが田んぼだらけとはいえ、カエルはたくさんいるけどヘビはなかなかいないんだよな〜。
というわけで周辺の住民に聞き込み開始。
住民A
とか、
住民B
とか、
住民C
とか色々教えて頂き、
オスヘビを1匹見つけました!
が、あとちょっとというところで巣穴の中に逃げ込まれてしまいました。
ヘビの巣穴って浅いのかな?と思っていたわたしは、ヘビが逃げ込んだ穴をちょっと掘ってみることにしました。(いま思えば悪いことをしたと思います。そっとしておいてあげれば良かった)
だがしかし!掘れども掘れども、どこまでも続く巣穴。
13mほど横方向に掘り続けたところで今度は地中に向かって進んでいて、その先どのくらい続いているのか分からなかったので諦めました。
その後も、ほぼ毎日のように様子を見に行ったのですが、なかなか会うことができず...でも、そのオスヘビのものと思われる抜け殻と、子ヘビの抜け殻を見つけました。
ヌシがいるよと教えてもらった場所では、巣穴や通り道らしき穴を多数発見したもののヘビは見当たらず...
鉄橋の近くでは、オス1匹、メス2匹、子ヘビ1匹分の抜け殻を発見しました。
(オスは全体的にほっそりしていて、メスは胴体が太くてシッポの先の方が細い)
ちなみにヘビはだいたい3ヶ月に1回脱皮します。
ふむふむ。だいたい、どのポイントにヘビがいるかは把握できてきました。
ある日、いつものようにオスヘビを見たポイントに行こうと意気揚々とあぜ道を歩いている途中...ふと足元に目をやったら別のシマヘビが日光浴をしていました。
おぉっ!びっくりした...
脅かさなければすぐに逃げたりしないので、じっくり観察してみると、幼蛇のころの横しま模様がうっすらと残っている体長80cmくらいの個体なので、おそらく2才くらいのヘビだな〜と分かりました。
体は全体的にほっそりしているように見えるが、オスだからなのか幼いからなのかは分からないけど...
う〜ん...
よし!とりあえず捕獲しとこう。
と思って、ゆ〜っくり、ゆ〜っくり、そ〜っと、そ〜っとヘビとの距離を縮め、軍手をはめた手をゆっくりヘビの頭の方に伸ばしてみると、なんと!そのヘビが近寄ってきました。
っていうと、え?人懐っこいヘビ?と思うかもしれませんが、ただ単に、わたしの動きがあまりにもゆっくりだったため、伸ばした手が隠れる場所に丁度良いと思って手の方に近づいてきたというのが正解ですw
そんな状態だったので、ヘビの首をガシッと捕まえて家に連れて帰りました。
そして、またもやそらが命名。この子の名前はペロちゃんに決定致しました。
ティマたんもペロちゃんも野生だったので飼育環境もなるべく自然のものを多く...と思って飼育ケースには土をたくさん入れてあげているのですが、ティマたんは土を掘ってもぐるということはしないのに対し、ペロちゃんは土を掘りまくって早速巣を作っていました。
頭の力がすごく強いペロちゃん。オスだからなのか若いからなのか。
頭の力が強いということは、それだけ脱走の腕前も良いわけで...
ティマたんなら出られなかった作りの飼育ケース(衣装ケースを改造したもの)でも、ペロちゃんは気づいたら脱走してしまっていました。
2回はすぐ捕まえたのですが3回目はなかなか見つからず...きっと猫の出入りのために開けている隙間から外へ逃げて野生に帰ったのだろうと推測したのですが!
いなくなってから2日後...押入れから微かにカタカタ音が聞こえる?と思って開けて見てみたらペロちゃんが顔を覗かせていました!
いやぁ〜見つけてあげることが出来て良かった。それにしてもヘビは脱走と、かくれんぼの名人だわ。あっぱれでござる。
ティマたん、忍者なみの脱走名人!
もともとは野生の生き物だもんね、外に出たくてたまらないよね。
どうやら日々、脱走経路を探しているようで...飼育ケースのフタの閉め方が甘かったりすると、必ずと言っていいほど脱走します。
脱走1回目
ティマたんがわが家に来てから1ヶ月経たない頃のこと。
帰宅した時には飼育ケースのフタが全開になっていてティマたんの姿はありませんでした。
1時間以上家の中を探したけれど見つからず...その後もちょくちょく気にかけて探してみるも全く気配もないまま3日が過ぎた日のお昼、末っ子のゆうとお昼寝をしていたら、わたしの足に何かが触れた感触が...
アリかなぁ?と思ったのですが、パッと掛け布団をはがしてみたら!!!
わたしと、わたしの腕枕で寝ているゆうとの間にティマたんがデーン!と横たわっていました!ヒーーー!!!
慌てて腕枕をやめて軍手を取りに行き(当時はまだ素手で触る勇気はありませんでした)ティマたんを捕獲!
頭の近くを掴めば良かったのに、怖くて真ん中らへんを掴んだらティマたんの頭がウニョ〜ンとわたしの腕の方にきて、噛みつかれるかも!?と思って一度床に落としてしまいました。
そしたらティマたんも怖がって&怒って尻尾をガタガタ震わせていました。
でも、ここで逃してしまったら見つけるのが大変!と思って勇気を出して再び捕獲!
なんとか無事に飼育ケースに戻すことができました。
その後しばらくティマたんは尻尾を震わせて怒っていました。ゴメンネ。。。
脱走2回目
それからは気をつけてフタの上に重りをのせておくようにしたのですが、基本的にティマたんのお世話をしているのは子供たち。
ついうっかり重りを乗せ忘れたうえにフタの閉めが甘い時があって...
脱走2回目。
この時はトータルで5〜6時間探したけれど全然見つからなくて。
夏だから全部の部屋のドアが空いていて探すスペースが広過ぎた…そして家中探しても見当たらず…。
脱走から6日目、ティマたんがいた部屋の隣の客室の押入れを、今まではさっと見ただけだったけど、布団を全部出してみようと思って左側の下段の布団を全部出してみた。(布団に風を通すために、押入れの戸も開けてあったんだよね)
う〜ん、いないなぁ。。。
次は右側の下段...と思って右を見たら!
なんと、ティマたんが上段の布団の間から顔を覗かせていました!!!
上段は登れないだろうと思って下段だけ探すつもりでいたから、顔を出してくれて、気づいてあげれて良かった。。。
もし顔を出してくれていなかったら気づかずにミイラになっていたかもしれない。とにかく無事で良かった。
...そして、その後の布団の洗濯が大変でした。
脱走3回目
ティマたんの脱走物語はまだ続きます。
3回目は、夏休みにわたしの実家に家族で遊びに行っている間、ティマたんのお世話をジジにお願いしておいたのですが、ジジもフタをしっかり閉め忘れたらしく...
ジジが
と言うので冷蔵庫の下や周りを見てみたら!
いました!
今回はすんなり捕獲。
脱走4回目
そして最後に(まだあんのか!?笑)
寒くなってきたからと、飼育ケースの周りに断熱材を巻いてあげたんだけど、そのせいでフタの閉まりが悪くなってしまって...
でもまぁ、ティマたんも寒くて動きが鈍ってるから大丈夫かな〜なんて思っていたら
あぁ…やっぱりというか、なんというか…。
ごめん、わたしが甘かった。
飼育ケース内に隠れるスペースを作ってあげているんだけど、てっきりそこにいると思っていたら、よく見たらどこにもいませんでした。
またまた1時間かけて家中をくまなく探したけれど見つからず...
とりあえず夕飯にするか〜って夕飯の準備をしていたら!なんと食器棚の上段の、お椀とお椀の隙間におりました!!!
たまたま扉が開いてたんだね...。ってか、上段まで1m40cmくらいあるのに、どうやって登ったんだろう?
今回も偶然見つけられて、すぐに捕獲できて良かった。
次...次が無いように気をつけたい。
ティマたんの4回の脱走を経て分かった事
- 移動距離はそんなに遠くない
- 高いところもしっかり探した方がいい
- 壁沿いに移動する
だんだん分かってきたけど、それにしても大人が本気で探しても全く見つけられないくらい、かくれんぼが上手です。
脱走5回目
だんだん寒い日が多くなってきた10月のある日、ホントどこからどうやって出たのか分からないんだけど飼育ケースからティマたんの姿が消えていました。
家の中のどこかにいる可能性90%、家の外まで出た可能性10%(猫の出入り口から外へ出られるけど、そこに行くまでが結構大変なため)で、家中また大捜索したけど見つからず...
ティマたんがいなくなってから1週間後に、家の近くでティマたんと長さがほぼ同じのメスのシマヘビが、自転車にひかれて亡くなっているのを発見して胸が張り裂けそうになりました。
まさか...家の外に出て、ひかれて死んじゃったのかな...と。
でもそらが確認したところ、ティマたんにあった首元の噛み跡が無いから違うと...。
あと背中の模様が少し違っていたので、これはティマたんじゃないことにしようということになり、でもそのまま道路に置き去りにして更にひかれたら可哀想なので、家に連れて帰ってお庭にお墓を作って埋めてあげました。
その出来事の更に1週間後...
また家の近くなんだけど、学校へ行く途中にまたしてもメスのシマヘビが、今度は頭を踏みつけられたような感じでお亡くなりになっていました。またもや胸が締め付けられる。
首元を確認してみると...なんとティマたんと同じ場所に同じような噛み跡の傷があり...
そらは9割くらいティマたんだと思ったようですが、わたしはちょっと短いかな?と思って、家にあるティマたんの抜け殻と長さを比べてみたところ20cmも違っていたのでティマたんではないと判断しました。
そして、その子もさらし者にされたら可哀想なので家に連れて帰って、先日のヘビさんのお墓の隣にこの子のお墓も作って埋葬してあげました。
その更に1週間後、今度はペロちゃんも脱走してしまいました。
確かに...自作の飼育ケースのため蓋の締まりが緩いから、なんとか補強しないとなぁと考えていた矢先だったので、あぁしまった遅かったか...という思いでした。
ペロちゃんも、どこを探しても見当たらず...
なので2019年11月現在はティマたんもペロちゃんも(おそらく)家の中のどこかに隠れています。無事に冬眠して春になったら元気に現れてくれると良いんだけど...。
って友人に話すとめっちゃ引かれますがw、無事に再会できることを願っています。
えっ…まさか…
1月に入ったある日のこと。
キッチンの、とある一箇所付近を通る時に、いつもフワッと死臭のような匂いがすることに気付きました。
1週間以上それが続いていて、そして脳裏をよぎるキーワード。”ヘビ…冬眠失敗…”
恐る恐る、その匂いがする付近を捜索することに…。
すると…なんということでしょう!
パパの食べかけのスルメが、袋のチャックが開けっ放しのまま放置されていたのです。
と言いたくなったママなのでした。
ヘビじゃなくてイカの死臭で良かった…。
もうすぐ夏だけど、まだ見つからないよ?
6月になりました。もうだいぶ暖かくなってカエル達も元気に鳴いておりますが…
未だにティマたんとペロちゃんは見つかりません。
先月、子供達が「家の庭でシマヘビ見たー!」と言っていたので、もしかしたらティマたんは家の外に逃げて野生に還った可能性もありますがペロちゃんはきっとまだ家の中なんだよね…
家中、可能な限り隅々まで探したんだけど見つからないの何でだろう…
どこかでミイラになってやしないかな。
2匹とも可愛かったのに、飼育ケースの作りが不甲斐なかったせいで不憫な思いをさせてしまって申し訳ない。
へび好きのそらも、もちろん落胆はしているんだけど、子供の良いところというか何というか…切り替えが早いのよ。
って。
いやいやいやいや、ちょい待ちwww
それ飼うのけっこーコスト掛かるよ!?せめてカナヘビとかニホントカゲとか…
って説得してるんだけど、なんかもう目を輝かせちゃってて…あぁ…どうしよう…
今度こそ脱走を許すわけにはいかないから、もし飼うならちゃんとした飼育セットも購入しないとね…
え?全部揃えるのに◯万円!?
ちょっと…考えさせて…
という今日この頃です。