タイトルに(途中)と書いてあるのは、まだ卒業しておらず(2020年度でジュニア科2年生)完結していないからです。
ヤマハに通おうか、他の教室に通おうか迷ってらっしゃる方の参考となるように、ヤマハでは何をどのくらい学ぶのか?を、まとめていきたいと思います。
また現在ヤマハに通ってらっしゃる方も、ざっと全体像を見ると、今やっている事に対しての新しい見え方があったりするかもしれませんし、1年後、数年後はこうなってるんだ〜というイメージも掴みやすいと思うので、よかったら参考にしてみて下さい。
※カリキュラムは同じですが教師によって教え方も異なりますし、お子様によって成長度合いも一人一人異なりますので、その点を踏まえた上でブログや動画もご覧頂ければと思います。
ジュニア科に関しては、ジュニア専門コース(J専)のグループレッスンと、個人レッスンでピアノを専攻した場合の進度をお伝えして参ります。
他にどんなコースがあるのか知りたい方は、こちらの記事をご参照下さい↓
J専か総合か迷ってJ専に決めた理由(ヤマハ音楽教室)
みなさんこんにちは。音楽が大好きな5児のママおとはです。 わが子の卒園&入学を意識しはじめる頃に、ヤマハも大きな節目を迎えますね。 幼児科以前のクラスは一択でしたが、幼児科からジュニア科に進む ...
経験値早見表
幼児科1年(主に年中児)
【ハ長調】を丁寧に学んでいきます。
きく
《 和音 》
9つの和音が聴き取れるようになる。
ハ長調のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)、Ⅳ度の和音
C(ドミソ)、G7/B (シファソ)、F/C (ドファラ)
ト長調のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)、Ⅳ度の和音
G(ソシレ)、D7/F# (ファ♯ドレ)、C/G (ソドミ)
ヘ長調のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)、Ⅳ度の和音
F(ファラド)、C7/E (ミシ♭ド)、B♭/F (ファシ♭レ)
《 メロディー 》
8〜16小節くらいの、短くて簡単な曲のメロディーを16曲、先生がピアノで弾くのを聴いて音階(ドレミ)で歌えるようになる。(半分は聴音、半分は暗記しているという感じですが)
『メリーさんのひつじ』『きらきらぼし』『ぶんぶんぶん』『まりなげ』『きつつきさん』『コスモス』『パンチネロ』『収穫の歌』『池の雨』『気のいいおじさん』『五月に』『楽しい日』
『ドナルドおじさん』『赤いバラ』『マルユッカ』『結婚の踊り』
どんな曲かは、こちらの《メロディー暗唱曲》をご参照下さい。
《 耳コピ 》
CDを聴いて、そのメロディーの音が何か自分で考えて弾く、いわゆる耳コピを2曲やる。
ハ長調『またあおうね!』
ト長調『よぞらのパーティー』
どんな曲かは、こちらの《レパートリー曲》をご参照下さい。
(耳が良い子は、教材のCDのイントロや間奏部分、先生の伴奏などを聴き取って弾けたりする子もいます)
うたう
計10曲を、歌詞の意味を考えながら、簡単な振り付けとともに歌える。
『たのしいゆびともだち』『シャムネコきょうだい』『タンタタたいそうのうた』『くじらのくしゃみ』『パレードがナンバー1』『なぞなぞだぁれだ?』『おひさまのかくれんぼ』
『だいすき!』『くるくるぽつん』『ドラムだ!!ドラネコ』
ひく
”鍵盤遊び” という指の練習曲を12曲
『しゅっぱつ!ぷらいまりー』『ジェットコースター』『ごきげんぞうさん』『くもにのって』『かえるのうた』『ぼくはおうさま!』『まほうのじゅうたん』『いちごのメヌエット』『うちゅうパトロールGo!』『もぐらくんのおおそうじ』『かざぐるまとそよかぜ』
『おうさまのさんぽ』『かざぐるまとそよかぜ』
レパートリー曲を14曲
《片手》『だいすきなパン』『ランランピクニック』『すてきなくつやさん』
《両手》『つなひきぞうさん』『またあおうね!』『はとどけい』『げんきなこどもたち』『リスのこもりうた』『かっこう』『みつばちマーチ』『さんぞくのうた』『かわいいおどり』
《両手》『よるのおはなし』『よぞらのパーティー』
どんな曲かは『ヤマハ音楽教室に通って弾けるようになった曲』をご参照下さい。
楽典
《 よむ 》
◆ ハ長調の音階(ト音記号、へ音記号共に ドレミファソラシド(レ))
◆ ト長調の音階(ト音記号のソラシドレミファソ、ヘ音記号のソラシドレ)
◆ 鍵盤遊びに出てくる和音
◆ 4分音符
◆ 4分休符
《 書く 》
◆ ト音記号の ドレミファソラシド(レ)
◆ へ音記号の ドレミファソラシド(レ)
◆ 4分音符
◆ シャープ
五線譜に書かれた音符と、それが示す鍵盤上での位置をリンクさせる宿題もでます。
リズム
『まんぼであそぼ!』という曲を、CDによく耳を傾けながら & 楽譜を目で追いながら、タイミングを合わせて手拍子を打ってリズム感を育てる曲が1曲。
その他、DVDに出てくるリズムうちの練習が2パターン。
音楽鑑賞
DVDの最初と最後に音楽鑑賞用の挿入曲があり、計4曲を繰り返し鑑賞します。
『卵の殻をつけたひなどりの踊り〜[展覧会の絵]より〜』『雷鳴と稲妻』『道化役者の踊り〜[真夏の夜の夢]より〜』『愛の挨拶』
幼児科2年(主に年長児)
【ハ長調、ト長調、へ長調、ニ短調、イ短調】のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)を丁寧に学びます。
きく
《 和音 》
さらに4つの和音が聴き取れるようになる。
ニ短調のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
Dm(レファラ)、A7/C# (ド#ソラ)
イ短調のⅠ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
Am(ラドミ)、E7/G# (ソ♯レミ)
《 メロディー 》
さらに16曲、先生がピアノで弾くのを聴いて音階(ドレミ)で歌えるようになる。
『ひとまねおうむ』『おどれおどれ』『おねだり』
『とけい』『アヴィニョンの橋の上で』『かわいいお洋服』
『おほしがひかる』『かっこうとロバ』『フレールジャック』『イギリス精兵』『聞け、天使の声』
『木枯らし吹く日』『かわいそうな鳥』『北欧の歌』
『メヌエット』『フランスの古い歌』
どんな曲かは、こちらの《メロディー暗唱曲》をご参照下さい。
《 耳コピ 》
ト長調・ハ長調『もりのあさ』
へ長調・ト長調『さあみつけよう!』
どんな曲かは、こちらの《レパートリー曲》を参照して下さい。
(1年目と同様に2年目も、全員ではないですが、耳が良い子は教材のCDのイントロや間奏部分、先生の伴奏などを聴き取って弾ける子もいます)
うたう
新たに8曲を、歌詞の意味を考えながら、簡単な振り付けとともに歌える。
『らららミュージック』『ねこねこでんわ』
『おうさまたちのサンバ』『リズムマジック』
『ふしぎながっき』
『ほしのこもりうた』『いっぱいいっぱいありがとう』
『げんきOK!』
ひく
”鍵盤遊び” の曲を新たに7曲
『まほうつかいのじゅもん』『たからさがし』
『アルプスのひつじかい』『バナナでチャチャチャ』
『アルプスのひつじかい』『ひなたぼっこ』『つむじかぜのワルツ』『バナナでチャチャチャ』
『まほうつかいのマーチ』『つむじかぜのワルツ』
『まほうつかいのマーチ』
レパートリー曲を新たに17曲
『もりのあさ』『かわいいはなたば』『まほうのふえ』
『ロンドンばし』『もりのあさ』『こぶたのガボット』『さあ みつけよう!』『マリオネットのダンス』
『こぐまのマーチ』『おはよう』『あおいとり』『めんどりとひよっこ』『さあ みつけよう!』『おはなのワルツ』
『のはらでおどろう』『あかいくつ』『おちば』
『ジプシーのおどり』『ライオンのこうしん』
どんな曲かは『ヤマハ音楽教室に通って弾けるようになった曲をご参照下さい。
楽典
《 よむ 》
◆ 鍵盤遊びに出てくる和音(ヘ音記号のドミソ、シファソ、ソシレ、ファ#ドレ、ファラド、ミシ♭ド)
◆ ヘ長調の音階(ト音記号の ファソラシドレミファ、ヘ音記号の ファソラシド)
◆ ニ短調の和音
《 かく 》
◆ 鍵盤遊びに出てくる和音(ヘ音記号のドミソ、シファソ)
◆ 8分音符
◆ フラット
◆ 4分休符
◆ ト音記号
◆ ヘ音記号
◆ 4分の4拍子の曲のメロディーを2小節
◆ 4分の3拍子の曲のメロディーを2小節
◆ 4分の2拍子の曲の伴奏を8小節
◆ 8小節の曲を1曲全部
五線譜に書かれた音符と、それが示す鍵盤上での位置をリンクさせる宿題もでます。
つくる
『はと』というメロディーだけ書かれた曲に、伴奏を自由に付けるアレンジ曲が1曲。
参照動画はこちら→そらの伴奏アレンジ
リズム
『いたずらねずみとのんびりぞうさん』『スペインのおどり』の2曲を、CDに合わせて手拍子を打つ(スペインのおどりはカスタネットを叩く)。
その他、DVDやホームワークに出てくるリズムうちの練習が9パターン。
音楽鑑賞
DVDの最初と最後に音楽鑑賞用の挿入曲があるので、新たに4曲を繰り返し鑑賞します。
『舞踏会の美女』『ピッツィカート〜[シルヴィア]より〜』『バレエ〜[小組曲]より〜』『間奏曲〜[カヴァレリア・ルスティカーナ]より〜』
ジュニア科1年(主に小学1年生)
ジュニア科の場合は、テキストに載っている曲を必ず全てやらなければいけない訳ではないそうで、状況に応じて飛ばしてもいい曲もあるそうです。
実際受けたレッスンでも、取り扱わなかった曲もあったりしたのですが、ここではテキストに載っている内容を全て記述していきたいと思います。
きく&ひく
《 和音 》
イ短調のⅣ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音 Dm/A(ラレファ)、E7/G#(ソ#シミ)
ホ短調のⅠ度、Ⅳ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
Em(ミソシ)、Am/E(ミラド)、Bm7/D#(レ#ファ#シ)、(レ#ラシ)
ニ短調のⅣ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
G/D(レソシ)、A7/C#(ド#ミラ)
ト長調のⅣ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
C(ドミソ)、Dm7(レラド)
ニ長調のⅣ度、Ⅴ度(Ⅴ7)の和音
Dm(レファラ)、A7/C#(ド#ソラ)
《 メロディー 》
ドレミ唱(和音付け)
『アレグロ 』
『二人のりじてんしゃ』『小さなせかい』『前奏曲(ロンド)』
『小さなせかい』『つむぎうた』
『ゆめをのせて』
『前奏曲(ロンド)』
どんな曲かは『ヤマハ音楽教室に通って弾けるようになった曲をご参照下さい。
うたう
『もくばのゆめ』
『My friend music』
『大きな古時計』
『ハイ・ホー』(後半、変ロ長調)
ひく
【 グループ 】
『わたしはポットです』『きつつきさん』『ちっちゃなバイオリン』『おにんぎょうのはなし』『SL』『こわれたとけい』『町のいざかやにて』『糸はもういらない』『あなたのよろこびとともに』
【 個人 】
『だいすきなワルツ』『気球にのって出発だ』『ブルーブギ』『氷の上で』『ララルー 』『フライドバナナ』『おもちゃのダンス』『遊んでいる子どもたち』『こもりうた』『きつつき』『ドイツ舞曲』『金の星』『短い物語』『A列車でいこう』
【 グループ 】
『わたしはポットです』『ちっちゃなバイオリン』『おにんぎょうのはなし』『エレファントウォーク』『いっしょにおどろう!』『わらの中の七面鳥』
【 個人 】
『いとまきのうた』『かわいいこねこ』『おじいさんとぼく』『ながなわとび』『ウエストサイドのよる』『道化師たち』『サマータイムブルース』
【 グループ 】
『ちっちゃなバイオリン』『したてや』『おにんぎょうのはなし』
【 個人 】
『月のひかりに』『メヌエット(L.モーツァルト)』『かえりみち』『ベニスの謝肉祭』『くまのプーさん』『ミュゼット』『星にねがいを』『茶色のこびん』『メヌエット(W.A.モーツァルト)』
【 グループ 】
『ティティナ』『おもいで』『スペイン舞曲』
【 個人 】
『まつり(秋)』『おばけのあしあと』『春を待つウクライナの娘』『ハロウィン・タンゴ』
【 グループ 】
『ファンファーレ』『おもいで』
【 個人 】
『ほしのひみつ』『ガボット』『おばけのダンス』『メヌエット(J.クリーガー)』『アラベスク』
【 グループ 】
『ゆきと子ども』『おもいで』
【 個人 】
『こな雪のおどり』『メヌエット(C.ペッツォルト)』『小さい歌』
【 グループ 】
『コミカルトレイン 』
【 個人 】
『田んぼのかかしのおどり』
【 個人 】
『小さな童話』
その他、指の運動のための練習曲多数。
全曲ではありませんが、レッスンでやった曲に関してはブログに書いているので、内容をもっと詳しく知りたい方は『ヤマハ音楽教室に通って弾けるようになった曲』をご覧下さい。
つくる
アレンジ
『みつばちマーチ』『ジプシーのおどり』『こぐまのマーチ』『ロンドンばし』『マリオネットのダンス』『おはなのワルツ』『ぞう』『ラ・クカラーチャ』『おおスザンナ』『いたずラッコ』『あなたのよろこびとともに』『ひとまねオウム』『おやすみ、わたしのおにんぎょう』『くさけいば』『わかれ』
創作
[おんがくひろば][メロディーづくり][Bを作ってみよう][イントロ・コーダを作ってみよう]
楽典
◆ハ長調、ト長調、へ長調、ニ長調、イ短調、ホ短調、ニ短調のスケール◆リピート記号◆ダ・カーポとフィーネ◆三部形式◆楽器の種類◆付点4分音符、付点8分音符◆ダル・セーニョとセーニョとフィーネ◆三部形式とロンド形式◆速さを表す楽語◆イントロとコーダ◆楽譜の書き方◆音の名前◆音符と休符の名前◆拍子◆ト音記号とヘ音記号◆シャープとフラット◆音の強さの記号◆音符の名前と長さ◆ナチュラル◆スラーとスタッカート◆休符の名前と長さ◆調号と臨時記号◆和音
リズム
楽譜を見てリズムをたたく→15パターン
スラーやスタッカートに気を付けて歌う→16パターン
初見演奏
スラーやスタッカートに気を付けて弾く→6パターン
以降、随時追加していきます。